ママボノ

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参加ママの声

参加ママの声

大西友美さん

大西友美さん

家族構成:参加時 お子さん2人(3歳、0歳)
仕事内容:電子部品メーカー・事業企画
勤務体制:育休取得・復職
参加年度:2020年度

自分なりのリーダーシップを見つけ復職後に新たなステージへ

リーダーとしてママボノ参加をされた大西さんに、ママボノに参加した理由や、ママボノの経験が大西さんにとってどのような意味があったのか、お伺いしました。

自分の強み・スキルを試してみたい

第2子の育休中にママボノに参加しました。参加理由としては2つあります。1つは、会社以外の所でのチャレンジをしてみたいと思ったこと、2つ目は何か誰かの役に立ちたいと思ったことです。会社では事業企画に関わる仕事をずっとしていたのですが、ジェネラリスト的な仕事なので「自分ってどんな強みを持っているんだろう」「どんなスキルを持っているのだろう」というところで自信を無くしている状況がありました。仕事以外の所で、自分のスキルを試してみたいという気持ちがありました。

2020年度チームのオリエンテーション

はじめてのチラシ作り

大阪府池田市にある「多世代交流ハッピーズ」という団体を支援しました。団体のスローガンは「一人で悩まないで、どんな小さなことも一緒に悩もう!」といったものを掲げていて、「多世代の交流」を通じて地域の課題を解決していくことを目指している団体でした。ママボノチームでは、地域で子育てをする人たちのために、高齢者が得意を活かして関わるプロジェクトへの参加方法を伝えるためのチラシ作りをしました。具体的には卒業式や入学式など「門出」となるイベントを一緒にお祝いしてくれる手伝いをしてくれる人を募集するという内容でした。

自分やメンバーの価値がしっかりと見えた

敢えてチャレンジとしてリーダーに手を挙げていたのですが、リーダー経験もないし、初めて出会うメンバーとオンラインということで、プロジェクトが始まる前は不安を持っていました。ただ、プロジェクトが始まってみると、それぞれの個性が尖って見えてきて、自分の得意も見えてきました。私は「プロジェクト管理・進行が得意なんだ」ということに改めて気づくことができました。一瞬で「いいチーム」にすることができたので、構えすぎずに自分らしさを出していけばそれぞれにとって代えがたい価値になると思いました。

夫の単身赴任中の活動。計画的に時間を確保

チームワークもよく、楽しく進める中でも時間管理は大変でした。夫が単身赴任中で、毎日ワンオペという状況でした。なので、子どもたちがお昼寝した時に何をするのか事前に計画を立てて過ごしていました。子どもと遊ぶ時間・自分の時間を取ることによってメリハリを作って過ごしていました。

チームで作成したチラシ

復職後の昇進もママボノ経験がお守りに

初めてのリーダー経験だったのですが、ママボノを通して自分なりのリーダーシップのいい型ができました。また、自分の強み、自分に自信が持てたことが大きな変化になりました。自分が何ができるかわからなかったところから、自分なりのリーダーシップを試行錯誤でやってみて、チームができたという実感を持つことができました。ママボノでは、最後に「相互フィードバック」としてチームメンバーそれぞれにプロジェクト中の良かったところや強みを伝え合うのですが、そこでみんなからもらったメッセージを見て、認められたという気持ちになりました。このメッセージは、復職後もお守りのようにしています。復職後は、異動と昇進があり、マネージャーとなり部下3名持つことになりましたが、気後れせずに

入り込むことができました。仕事では、チームメンバーを活かすチーム作りを大切にしているのですが、それはママボノでの経験がベースにあります。他にも、復職後の生活のシミュレーションをママボノでできたので、今も家事・子ども・自分の時間を大切にできています。

※この記事は、2022年に開催したイベントでお話いただいた内容を元に作成しました。