ママボノ

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参加ママの声

参加ママの声

鈴木愛さん

鈴木愛さん

家族構成:夫・娘(3歳)
仕事内容:前職・看護士、現職・ NPO法人の講座開催サポート
勤務体制:有償ボランティア
参加年度:2018年度

看護師以外の仕事は無理だと思っていた私が見つけた新しい自分

もともとは青森県八戸市で看護師として働いていましたが、結婚を機に青森市へ引っ越し、仕事を辞めました。娘を出産した後は育児に専念する毎日。その中で、市内で子育て支援を行っているNPO法人「ココネットあおもり」の講座やイベントに参加するようになりました。

2018年夏、いつものようにイベントの情報をチェックしていたら、「ココネットあおもり」が「ママボノ」に取り組むことを知りました。それまで「ママボノ」という言葉は聞いたこともなかったので、副代表理事の久保田正美さんに「これは何?」と尋ねたことを覚えています。そのとき久保田さんからママボノについて概要を教えてもらい、「すぐに復職を考えていなくても、ママボノで何かできることはあるはず」と薦められました。

最初は半信半疑、軽い気持ちで参加

このことがきっかけで参加を決めましたが、特別な期待や意気込みがあったわけではありません。どちらかというと子連れで参加でき、託児もあるならやってみよう、という軽い気持ちだったと思います。

また、ママボノでは非営利団体の活動をお手伝いする、とは聞いていたのですが、看護師以外の仕事をしたことがない私でもできるのかどうかは半信半疑でした。それでも久保田さんから、こんな私でも大丈夫だと言ってもらえたので、とりあえずやってみようと思えました。

青森でのママボノは初めての開催ということでしたが、久保田さんと、私を含めた4人のママの、計5人でチームを組みました。支援先は青森県鶴田町を「世界のはげの聖地」にしようと、さまざまなイベントを行っている「ツル多はげます会」。同会は毎年、頭に吸盤を付けて綱引きを行う「吸盤綱引き全国大会」を行っています。全国から参加者を募っていますが、これまでの開催では町内の参加者が大半を占めていました。そのため全国に大会をPRし、広く参加者を募集するためのHPを作ってほしい、というのが依頼内容でした。

新しい発見や交流が良い経験に

私はパソコンに詳しくありませんが、チームメンバーに得意そうな人がいたので、HP制作の部分はお任せをしました。私はHPの修正を手伝ったり、成果提案ミーティングの準備をしたり、裏方的な仕事を中心にやらせてもらいました。

実は同じ県内に住んでいても、鶴田町や「ツル多はげます会」のことは何となくしか知りませんでした。それが今回、実際に鶴田町へ行って、「ツル多はげます会」の皆さんとお会いし、話をする中でたくさんの新しい発見がありました。鶴田町へは車に乗り合わせて、子どもも一緒に行っていたのですが、まるでちょっとした“遠足”のようでした。地域の方たちと交流する機会が持てたことはとても楽しかったですし、年齢が違うさまざまな人と話ができて勉強にもなりました。子どもたちもたくさんの人と触れ合うことができ、子育ての面でも良い経験ができたと思います。

やれることを、やれるときにやる

ミーティングをして「ツル多はげます会」の人たちが、鶴田町の観光PRにも力を入れたいと願っていることが分かりました。それで私たちが製作するHPでも、鶴田町へのアクセス方法について詳しくまとめ、イラスト入りの見どころマップを作りました。HPは全体的に明るいイメージで、写真やイラストを多用し、分かりやすくまとめられたと思います。「ツル多はげます会」の方たちにもとても喜んでもらえて、うれしかったです。

メンバーとは、「LINE」のグループを作って連絡を取り合っていました。全員が育児中で忙しいことが分かっているので、手の空いた時間に連絡や作業をするのが当たり前でした。一方で、プロジェクトの期間が決まっていたため、「やれるときにやる」という気持ちでやったのが良かったと思います。

ママボノの経験が新しい仕事につながった

今は「ココネットあおもり」で有償ボランティアとして、開催する講座の準備や開催をお手伝いさせてもらっています。ママボノを経験するまでは看護師以外の仕事を自分ができるとは思えませんでした。いま思えば、看護師をしていたときにも研修の準備など、似ている経験はしていました。ただ、看護師以外の仕事は難しいと自分で思い込んでいて、ほかの仕事に生かせる経験やスキルも身に付けられていたことに気づけていなかったのかもしれません。新しい自分をママボノで教えてもらったような気持ちです。

結婚や出産、育児でいったん仕事をやめると復職するのは勇気がいるし、社会に戻るための練習もあった方が良いと思います。ママボノではこれまで経験したことがない仕事のジャンルでプロジェクトに関わることも多いと思いますが、経験して悪いことはないと思うので、ぜひ挑戦してみてほしいです。

またママボノのメンバーは一つのプロジェクトを一緒に成し遂げていく仲間なので、ただのママ友だけではない絆が生まれます。旦那さんの転勤で青森に引っ越してきたような人もたくさんいると思いますが、青森で友達を作りたい、という人にとってもオススメです。堅苦しく考えないで、“外へ出るきっかけ”みたいな気持ちで参加しても良いのではないでしょうか。

(2019年2月取材)