ママボノ

ママボノ

ママボノ

ママボノ

MENU

参加ママの声

参加ママの声

青木 祐利さん

青木 祐利さん

家族構成:1回目参加時 お子さん1人(0歳)/2回目参加時 2人(4歳、0歳)
仕事内容:外資金融・フィンテックベンチャー企業の人事担当
勤務体制:育休取得・復職
参加年度:1回目参加時 2016年度/2回目参加時 2020年度

私には無理!と思っていたママボノに2回参加。
異業種メンバーとの活動だからこそ、自分の良さに気付き、自信を持てました。

ママボノに2回参加してくださった青木さんに、ママボノに参加した理由や、ママボノの経験が青木さんにとってどのような意味があったのか、そして、育休中の過ごし方に迷う人たちへのアドバイスをお伺いしました。

育休期間はチャレンジ期間と決め、恐る恐るママボノに参加

初めてのチームミーティング(2016年度)

第1子の育休に入るときに、育休期間を投資期間にしようと決めていました。育休を休暇期間ではなく、チャレンジする期間にしたいと思っていたので、色々インターネットで調べているうちにママボノを見つけました。

ただ、最初に見つけたときは、「私には絶対無理だわ・・」と引いていたというのが正直なところです(笑)。プロジェクトというものを回したこともなかったし、1人でする仕事も多かったので、私には無理だろうと思っていました。でも、説明会があと1回しかないという状況だったので、とりあえず説明会には参加しました。ママボノにエントリー する時も、最後の最後まで悩んで。でも、「育休期間はチャレンジするって決めたから・・!」と思って、恐る恐る「リーダー希望」のチェックを入れて申し込みました。

明確なゴールに向かって行う異業種メンバーとの活動だからこそ気付ける自分の強み

2回目に参加したときは、第二子を妊娠する前から、育休中はママボノをするもの、という感覚でした。それは、1回目のママボノがすごく楽しくて、学び・気づきが多かったからです。それに、ママボノに参加して、自己肯定感が上がりました。私は元々、自己肯定感が低くて。人事部にずっといるのですが、普段の人事の仕事での私の発言って、ごく普通のことしか言っていないと思っていたのですが、ママボノで活動する中で、他の職種の人にとっては、私は人事として専門性の高い発言をしているんだ、ということに気付きました。他社のメンバーと一緒に活動することによって、自分の得意に気付けたところがあったと思います。

ママボノは、決まった期間の中で成果物を出しに行くぞ、というメンバーが集まっているので、知らず知らずのうちに、自分の経験や得意な部分を出し合っているんですよね。それが大きな学びになりましたし、他の業界で働いている人の考え方や発言というのが、すごくセンセーショナルでした。ママボノって異文化交流という感じで、留学にもう1回行きたいという感覚で、2回目も参加しました。

顔が見える人たちのために活動できる楽しさ

支援先団体との打ち合わせ(2020年度)

もう1つ、ママボノに2回参加したいと思った理由として、普段の仕事では、自分がやっていることが誰かのためになっているかを実感しづらい、と感じていたからです。誰かのためになっているとは分かっているけれど、実感しにくい。ママボノで支援する団体さんは、「地域や社会のためにこういう活動をやっていきたい」という想いを強く持っていらっしゃって、そんな熱い想いを持った人たちのために、一緒に何かを作り上げることを経験して、働く人間としてのモチベーションがとても上がったのを感じました。

育休期間を楽しく有意義に過ごすために、やることを選ぶ基準を決める

子育てしながら何か活動をすると、負荷もあったりしますよね。実際は、私も育休期間中は悩みながら過ごしていました。でも、だんだんバランスが取れるようになっていって、その時大事にしていたのは、何かやろうと思ったときに、その選んだ何かをやったら、自分はそこからエネルギーを得られるだろうか、ということでした。育休中にやりたいことリストも書いていたのですが、そのリストの半分は、今後のキャリアのために戦略的に考えていた何かで。将来のためにやったらいいことだけれど、だからと言って、それをすると自分が元気になれるかというと、そうではないということにも途中で気付きました。明日元気な私になれるかどうか、ワクワクできるかどうかという基準で、育休中にやることを選ぶようにしていました。

もう1つ、やりたいことが同時にいくつか出てきてしまったときは、それぞれについて、やった時のメリット/デメリット、やらなかった時のメリット/デメリットを書き出して、俯瞰してみるようにしていました。どっちをとっても何かしらデメリットがあるので、それが想定内に入ってくると、そこまでショックを受けないかなと思います。

何か選択する時に、自分がワクワクするかと、メリット・デメリットを把握しておくのが、私のおすすめです。

※この記事は、2021年に開催したイベントでお話いただいた内容を元に作成しました。