ママボノ

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ママボノ10th Anniversary

ママボノ10th Anniversary

子育て中ならではの目線や経験を活かしたプロボノとして
育休・離職から復職へ向けたウォーミングアップの場として

ママボノは、2013年度にスタート。

646人のママたちが、100団体を支援してきました。

10年目を迎えるにあたり、ママボノを支えてくださる
すべてのみなさまに心より感謝申し上げます。

 

ママボノの詳細はこちら

日本の女性に起きていること

日本では子どもをもって働いている女性は徐々に増えていますが、現在でも半数弱が第1子の出産と同時に離職している状況です。また、第1子出産時の平均年齢は30.9歳と年々上昇しており、仕事でキャリアを積んできた頃に産休・育休に入ることになります。産休・育休中には、会社の肩書もない「○○ちゃんのママ」になり、多くの人が半年以上仕事から離れることとなります。その結果、8割以上の人が復職に対して不安を抱えています。

多くの女性が不安を抱えたまま復職している現在、「難易度や責任の度合いが低く、キャリアの展望もない」=「マミートラック」状態で仕事を続けている女性の割合は、女性全体で46.6%、総合職で約39.0%に上ります。また、管理職に占める女性の割合は12.4%と低く、まだ子育て中の女性にとって活躍できる環境が整っていない状況と言えます。

 社会貢献と同時に、参加者自身の課題解決にも

不安を抱えた育休中や離職中の子育て女性たちが、社会貢献活動で社会につながりながら、仕事復帰に向けたウォーミングアップを行える場、それが「ママボノ」です。
ママボノでは、子育て女性6人程度のチームを組み、約2カ月、子育ての合間の時間を活用して、ママとしての視点も活かしながらNPOなどに対してプロボノ支援を行っています。

ママボノはNPOの課題解決に貢献するだけでなく、参加者にとっても、仕事と子育ての両立に対する不安が軽減されるなど良い影響をもたらします。

異業種のメンバーとのプロジェクトは、仕事の仕方や自身のスキルの棚卸、スキルアップにもつながります。また、女性活躍、貧困、教育、高齢化など様々な社会課題がある中、それに直接向き合う機会でもあります。

ママボノに参加したことで、仕事への自信も得てスムーズに復職し、さらなるステップアップにつながる人も増えています。

お祝いメッセージ

中嶋 弓子さん(日本財団)

ママボノ10周年、おめでとうございます!
「なんて素敵な事業なんだろう!」と出逢った瞬間に一目惚れし、助成財団職員としてママボノを担当させていただいた2年間は、勝手に我が子のようにママボノのことを想い、愛し、皆さんと一緒に育んでいけたらとこの事業を広めたい一心でした。
ママボノに参加する友人も増え、着実に広がっていることを感じます。今後も変わらず一ファンとして応援しています!
※日本財団の助成により2016-2017年度のママボノを大規模開催。

吉岡マコさん(NPO法人シングルマザーズシスターフッド 代表理事、認定NPO法人マドレボニータ創設者)

10周年、おめでとうございます。マドレボニータが法人化する2007年頃にプロボノ支援を受けました。その際、チームが社会的意義に共感し、リサーチから提案、納品まで丁寧に時間をかけて取り組んでくださったことに感動しました。こうした取り組みを、今度は、子どもを持ったからこその経験を活かして、子育て中の女性がチームを組んで行う「ママボノ」のアイデアを聞いた時には、とても心躍りました。マドレボニータの産後ケア教室の卒業生の中には「マドレに通った後はママボノ」という方もたくさんいらして、頼もしく思っています。どのような境遇にあっても、自分の力を発揮して、変化を起こせること、その機会があることは本当に大切なことだと思います。自分の力を発揮する機会を制限されがちな子育て中の女性が、力を発揮できる場として、これからもますます発展していくことを願っています。
※マドレボニータ在籍中にママボノとイベントを共催(マドレボニータはサービスグラントの過去支援先です)。

栗林真由美さん(育休コミュニティMIRAIS代表)

10周年、誠におめでとうございます! 私がママボノにプロボノワーカーとして参加したのは第1子育休中の2014年でした。 当時は1チームのみ、期間も4ヶ月と長い中でプロジェクトリーダーを担い、子どもを持ちながら働くために必要なことを会得したのは、ママボノでの経験が大きかったと感じています。 また、ママボノでのご縁から、第2子育休中の2018年8月末に育休コミュニティMIRAISを立ち上げました。 たくさんの経験とご縁をいただいたママボノが、これからもより多くの人に届き、社会が豊かになることを願っています。
※2016年度ママボノ参加者。MIRAIS代表としてママボノとイベントを共催。

10th Anniversaryイベントのご案内

ママボノ10年目を記念するイベントを開催します。

イベントでは、NPO法人シングルマザーズシスターフッド代表理事の吉岡マコさんをお迎えし、母として働き続けながら、社会課題解決に携わり続けた想いをお伺いします。また、ママボノ経験者の体験談やその後のお仕事でのご活躍についてもお聞きします。そして、10年目を迎えた「ママボノ」の、これからについてのご紹介も。

出産前の方、育休取得中の方、企業の人事ご担当者の方、パートナーの方まで、幅広い方々のご参加をお待ちしております。

開催概要
日程:2022年8月29日(月)12:00〜13:00 (11:50~アクセス可能)
※13:00~13:30 ママボノ説明会/交流会(任意参加)
実施方法:オンライン(Zoom)
費用:無料

ママボノのこれから

10年目を迎え、従来のチーム型に加えて、新たな形でのママボノをスタートしています。

ママボノpetit

子育て中の女性が、個人で参加するプロボノプロジェクトです。
育児休業や子育てなどのために離職している女性だけでなく、復職し、子育てをしながら働く女性が、隙間時間を活かして社会貢献をする活動です。

ママボノNEXT(仮)
ママボノ経験者、お仕事をされているワーキングマザーの方々のパワーを社会貢献に活かしていただく場として、「ママボノNEXT(仮)」の企画を、ママボノ経験者の皆さまがプロジェクトとして行っています。「ママボノNEXT(仮)」とは、働くママたちが隙間時間を活用し、社会課題解決に携わる新たな活動です。内容が決まりましたらまたご案内します!

ママボノは、参加者及び支援先団体どちらからも費用はいただかず、
認定NPO法人サービスグラントが運営しています。
参加するママや支援先団体へのエールとして、ぜひ寄付のご検討をお願いします。